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[徹底解説]ブリーチカラーとダブルカラーの違い
松村 陸登
2021.02.07
美容室のブリーチカラーと、ダブルカラーって何が違うのか分かりにくいですよね。
お客様からしたらダブルカラーとブリーチカラー違いが理解しずらいと思っています。
2回カラーする事は同じなのですが、簡単に言うと透明感のあるハイトーンカラーを
希望する方はブリーチが必要になります。
ダブルカラーでも可能なカラーは例えば、暗いけど透けるブルーブラックや
ピンクブラウン、ブラウンベージュなどですね。
ではダブルカラーとブリーチカラーの違いを説明していきます!
ブリーチカラーとは?
ブリーチカラーとは髪の毛の色素を抜くこと。 一方で「ヘアカラー」は、カラー剤を使って髪の毛を染めること。 簡単にいえば、ブリーチとヘアカラーの違いは、髪の色を抜くか、色を加えるかということになります。
黒髪の土台をなるべくブリーチカラーでオレンジ→黄色→白の土台にしていく事でより透明感と発色が楽しめます。
これがブリーチカラーです。
透明感を出すにはブリーチが必要?
髪色に透明感がほしい、けれどなるべく髪をブリーチで傷めたくない…。そう思ってなかなかブリーチにチャレンジできない人も多いはず。
だいたいの日本人はブリーチをかけると赤み→オレンジ→黄色と抜けてくるので、なりたい髪色に合わせてどこまで色を抜くか、何回ブリーチをするか美容師さんに相談してみて決めるのをおすすめします!
ダブルカラーとは?
「ダブルカラー」とは、ブリーチを1回してから髪を染めるカラーリングのこと。 発色の良い透明感溢れるヘアカラーに仕上がるのが魅力です
基本的には、ブリーチ+カラーの組み合わせで行われるのがダブルカラーです。1回目にブリーチやライトナーなどで髪の色を明るくして、2回目で色味を入れていくというカラーリング方法です。
なぜダブルカラーしなくてはいけないのか?2回ダブルカラーカラーをするとどんな効果があるのか?というと…
ダブルカラーカラーすることで、1回では出せないダブルカラーだけの色味を出すことができるのです。
ダブルカラーは必要?
日本人の髪は、赤味を多く含んでいます。そのため、シングルカラーではもともとの赤味が邪魔をしてなかなかダブルカラーをしたような透明感のあるヘアカラーになりにくいのです。一度髪の色素を明るくすれば赤みがなくなるので、外国人のような透明感がつくれます。
ただ、髪のダメージはきれいなヘアカラーをする上でも大敵です。大きな負担のかかるダブルカラーは、それだけ細心の注意を払わなくてはいけません。
最初に色をブリーチで明るくするとき、技術不足だとひどいダメージを受けてしまうことがあります。信頼できる美容師さん、ダブルカラー、ブリーチカラーを得意とする美容室を選ぶようにしましょう。
ブリーチなしのダブルカラーとは?
お客様はライトナーという薬剤をご存知でしょうか??
簡単にいうと髪を明るく出来る役割を果たす事が出来る薬剤なのですが、ブリーチよりも明るくはならないがダメージはブリーチより少ない
丁度通常のカラー剤とブリーチ剤の間に位置するようなお薬と考えてもらうと分かりやすいかと思います。
勘の良い方はもうお気付きかと思いますが、求める色味によってはブリーチでなくてもライトナーを使用したダブルカラーで再現可能な色が存在します。
ブリーチは傷む??
正直に言います。
ヘアブリーチは髪の毛の色素を抜くだけでなく、他の栄養も抜いてしまうので1度ブリーチしただけでも結構傷んでしまいます…。
あとはブリーチ毛は色落ちがスーパー早いのも皆さんのお悩みのひとつでは?
初めてブリーチした方は色落ちの早さに泣く方も多いかなと…。
でもこればっかりは変えられない事実なんですよね…。
ブリーチのケアは必要?
ブリーチ毛傷んだ髪はとりあえずケアをすればサラサラになる!というわけではありません。
しっかりと髪の状態に合わせてケアしてあげないと上手いこと効果が出てくれません。
美容室のトリートメントは手触りもよくなりますが、主に髪の内部の補修、アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻す目的で行います。 弱酸性に戻すことでブリーチダメージの広がりを最小限に抑え、パーマやカラーの持ちを良くします。